個人的秋元康名歌詞セレクションを紹介するよ

AKB48言い訳Maybeあたりからずっとドルオタをやっているのだが、推しグループはぶれつつもなんだかんだ秋元康プロデュースのグループはずっと追っている。おそらく何百曲と聞いてきたのだけど、これだけあると純粋に「すごい…」と開口してしまう歌詞から「なんだこれは…」という歌詞(どういう意味かは想像にお任せします)まで様々である。

ただ、AKBだの秋元だのと言うとイコールしょうもない曲みたいに決めつける人がいまだに結構いて(坂道でややその印象は薄れた気もするが)、そういう人にはやっぱり秋元康はすごいんだよと言いたくなる。まあ川の流れのようにを一曲ぶん投げれば秋元先生の凄さなんて日本語がわかれば誰しも分かってしまうものなんだけど、ここは最近の秋元康プロデュース曲から歌詞が素晴らしいものを紹介して、誰かの琴線に響けばいいと思う。

 

1. シンクロニシティ(乃木坂46/2018)

 


乃木坂46 『シンクロニシティ』

 

初代センター生駒ちゃんの卒業シングル。センターは白石麻衣やんなのだけど、冒頭に生駒ちゃんが後方に走って行き、入れ替わりでまいやんがセンターに向かって走ってくるというエモみの極みみたいなポジションだったり、落ちサビでまいやんを中心に花のように開く振り付け、全体的に乃木坂の象徴とも言える長めのスカートを活かした振り付けだったりダンスの美しさが際立つ曲。

歌詞の話なのに早速脱線。この曲の歌詞のすごさはなんといっても壮大な世界観。一人の抱え込んだ憂鬱を46億人でシンクロしてわけあおうよ、というセカイ系ともとれる歌詞。「痛み」と「愛」を表現する乃木坂ちゃんたちが天使のよう。いつのまにここまで表現できるグループになっていたのか、と驚くばかり。

 

2. 二人セゾン(欅坂46/2016)


Keyakizaka46 - Futari Saison

欅坂の代表曲はサイレントマジョリティーとされているけど表題曲だと二人セゾンが一番好きという人も多いと思う。四季になぞらえた描写がとても美しく、秋リリースにふさわしい切なさが溢れるメロディライン。日本の美が現れていると思う曲。

花のない桜を見上げて満開の日を思ったことがあったか 

この一節が初めて聞いた時衝撃で、今でも大好きな歌詞です。

 

3. 存在してないもの(NMB48/2012)


【MV】存在してないもの(紅組) / NMB48[公式](Short ver.)

前2曲に比べて圧倒的にマイナーな作品。なんせカップリング曲。でもリリース時はオタが騒然とした名曲中の名曲。イントロのギターも凄まじく良いのだけどなんせ歌詞がすごい。私は初めてこの歌詞を読んだときは号泣した。月の比喩ってまあありがちっちゃありがちなのだけどここまで切なさを爆発させられる秋元康本当にすごい…。思えば秋元康すごいって今日まで思い続けているのはこの曲の影響が大きいかもしれない。

しかしなぜ逆再生MVなんだ。なぜプールのなかで踊ってるんだ。いや可愛いけどさ。

 

知人にちょくちょく紹介はしているけどこうやってまとめることはあんまりないからまたやっていこうと思います。ジェネリック曲とか。