アイドル曲は様々なジャンルの曲がある。長年アイドルを追っていると、「え?これなんか聴いたことあるやつじゃない?」という曲に頻繁にぶちあたる。パクりにしては堂々としすぎており、元ネタに比べて微妙にチープ。このような曲をいつしか私はジェネリック楽曲と呼ぶようになった。
[元ネタ?]氣志團「One Night Carnival」
かつて日本のヤンキー楽曲は多様性があったように思う(尾崎豊とか高橋ジョージとか)のだが、氣志團以降、ヤンキー楽曲=One Night Carnivalに収束されており、影響力の高さを感じる。あと普通にいい曲。
[ジェネリック]フランシュシュ「特攻DANCE」
アニメ「ゾンビランドサガ」内のアイドルユニット「フランシュシュ」の劇中歌。メンバー一人である伝説の特攻隊長、二階堂サキのセンター曲。これでもかというぐらいヤンキーのど真ん中を行く彼女らしさが出ている一曲でライブでは確実に盛り上がる曲。(ちなみに中の人である田野アサミさんは尼崎出身)
[ジェネリック]AKB48「マジジョテッペンブルース」
前置きが長いMVだけど曲は1:57〜。これはイントロのメロディーラインが堂々とパクってる。初代マジすか学園、こういうチープさが大好きだったなあ。
[元ネタ?]ゲスの極み乙女。「キラーボール」
ちゃんMARIのピアノ力が炸裂しているゲスの極み乙女。の初期の代表曲。
[ジェネリック]AKB48「だらしない愛し方」
いやこれどう考えてもキラーボールを作曲家に渡してこういうやつ作ってくださいって言ったよね…?ピアノが前に出てる感じとか、途中でセリフになるところとかゲスっぽくて購入したぐらいには好き。カップリング曲だけど表題曲より好き。
てかこの曲をゲスの極み乙女。がカバーしたものをめちゃくちゃ聞きたい。
[元ネタ?]Jamiroquai「Virtual Insernity」
MVにGが出てきたり(苦手な人は気をつけてください)、カップヌードルのCMのためにチープなアレンジをさせられて苦情が来たりとなにかとお騒がせな一曲。でもリズムもコード進行も超かっこいいし間違いなく人類史に残る名曲。
[ジェネリック]欅坂46「少女には戻れない」
発表された瞬間からファンの間で「これジャミロクワイ?」とざわついた曲。イントロがとてもそれっぽいが安定して歌詞がリズムを殺している…。
ということでジェネリック楽曲の紹介をしてみた。名曲のジェネリックもまた名曲だったりするので、こういうマイナー曲も含めてもっと知られてもらえると嬉しいなー。