ずっと気になっていたものの、ベビーカーで入ることができないエリアが多いと聞いて尻込みしていたんですが、もはや子どもがベビーカーに乗ってくれなくなったので思い切って行ってきましたジブリパーク!
結論から言うと、子供向けと大人向けのバランスが良いな〜(ただし時間配分が難しい)、という感じです!
前提
地図やwebに公開されている案内をちゃんと見ると分かることなんですが、あんまり予習しない派の私がディズニーやUSJのテンションで行ってちょっとびっくりしたことが以下です。
・総合エントランスがない
「ジブリパークの入口」というものはない。
駐車場で警備員さんに「ジブリパークってどの道行けばいいですか?」と聞いたところ、「どのエリアに行くかによりますね〜」と答えられて、「お、おおん…?」となったのだけど、要は愛・地球博の跡地というでっかい公園にパビリオン的にジブリの各エリアが点在しているんですよね。なのでエリア間には普通に公共のアイスリンクだったり公園がある。これは結構新鮮でした。
ちなみに今回訪れたのは、青春の丘→魔女の谷→ジブリの大倉庫の3エリアでしたが、ここは徒歩余裕です。トトロのどんどこ森はちょっと離れているのでバス推奨(うちは今回はハナから諦めていた)。なので、
・エリアごとにチケット確認して入場
という作業が発生する。混雑しているとまあまあめんどくさい、が完全予約制なのもありそこまで入るのにめっちゃ時間かかるよ〜という感じでもないので良かった。
・エリアによっては再入場できない
これは気をつけたほうが良い。例えば青春の丘エリアはトイレや飲食店などもない。とはいえ、見る場所も少なくてうちは滞在時間15分ぐらいだったから全く支障はなかった。(耳すまのオタクならもっと長い時間滞在するだろうけど)
ショップもレストランもあり、見るところが満載な魔女の谷は再入場できる。
あと予約を取るときに混乱するのがチケットが3種類あること。
1. すべての建物の中に入れる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」
2. キキの家や地球屋などには入れないけど、ジブリの大倉庫には入れる「ジブリパーク大さんぽ券」
3. エリアに入るだけでジブリの大倉庫にも入れない「ジブリパークさんぽ券」
の3種類なのですが、うちは「ジブリパーク大さんぽ券」にしました。結果、これで良かったと思う。なぜなら建物に入る時間などなかったから…。
ジブリの大倉庫はやっぱりメインコンテンツだと思う、かつジブリの大倉庫を見て回るのはかなり時間がかかるので、初めて行くとか、あんまりよくわからないよ〜という人には「ジブリパーク大さんぽ券」をおすすめします。
では、回った順に書いていきます。
青春の丘
耳をすませばのエリア。私は申し訳ないぐらい耳をすませばを覚えていなくて、「あれが地球屋?」などと言ってしまった…。
この、バロンがいる家がすごく精巧で可愛くて、さすがジブリ!
昼食: 魔女のオーブン(魔女の谷)
魔女の谷をグルっと回ってからお昼ごはん食べるか〜と思っていたら10:30時点で長蛇の列だったため、先に昼食に並ぶことに。(ジブリの大倉庫が12時予約だったため、それまでに昼食を済ませる必要があった)
お店のロゴが可愛い!ステッカー買いました。
店内。レンガ造りで良い雰囲気!
メニューはこんな感じ。手作りっぽくて可愛い。
闇夜のカレーとフィッシュアンドチップス(写真なし)を頼みました。フィッシュアンドチップスは結構量が多くて、オーダーとしてはちょうど良かった。
カレーは胡麻かな?びっくりするほど辛くないため子どもでも食べられる味(ただし見た目にビビって食べない可能性はあり)。
ジブリの大倉庫
ここがメインコンテンツになるのかな?企画展示や、短編映画が見られる小さな映画館(オリヲン座)、子ども向けエリア、ショップ、カフェなどが集まっている予約制のエリアです。
企画展示は長蛇の列だったため、諦めていたのですが、なんと子供向けエリアである「子どもの街」でこの日のほとんどの時間が潰れることになります…!
ネコバス(3分間交代制)や、子ども向けに作られたサイズのジオラマっぽい街が子どもに大ウケする。あちこちで親が「そろそろ次行かない?」って言っててわかる、わかるで…!と思っていた。笑
そしてなんとこどもの街は写真禁止なのです。でも子どもの姿を撮ろうとする親がいない方が混まないし(ただでさえ道や建物が子どもサイズなので通りにくい)、子どものためのエリアというコンセプト的には良い運用だな〜と思いました。
企画展示ではジブリの名場面に入り込んだ写真が取れる展示や、ジブリ飯についての展示が見られるらしい。たしかにSNS用写真も撮れるし激混みなのも分かる。このあたり、大人向けと子供向けがうまく分けられていてバランスが良い。
アリエッティのエリアも写真スポット満載でした。
そして子どもの街が清掃時間に入ったので、子を引っ張り出してオリヲン座へ。トトロの短編スピンオフ「めいとこねこバス」を見たのですが、これがもうめっちゃ良かった!ジブリの描写力が詰まった作品でした。
地味に気に入ったのが熱風書店。ジブリ関連書籍を扱う本屋さんなのだけど、あまり見たことのない本が結構あったので、ぜひお勧めしたいスポットです。
閉園時間が近づいてきたので、急いで魔女の谷へ向かいます。
魔女の谷
私はどうしても買いたいものがあったので(後述)、まずはショップ「13人の魔女団」へ。
並んでいたけど回転はよく、10分弱で入れました。
その後は魔女の谷の散策。
アトラクションは夕方だったのもあってガラガラ。子がメリーゴーランドデビューを果たしました。
キキの実家。箒が置いていて、魔女になったような写真が撮れる。
グーチョキパン屋さんは閉園前でも列ができていたので周辺を見て回りました。流石に魔女の宅急便は何回も見たので、これがあの…!となった。
ハウルの動く城の顔はめパネル、顔が閉じられるようになっていた…!夢派にもCP派にも優しい仕様。
買ったもの
どうしても買いたかったのがアラビアコラボのお皿とポーリッシュポタリーコラボのマグカップです。もうこれが買えただけで大満足ですありがとうございました。
あとは文房具。去年あたりから文房具沼にハマっている私でして、やっぱりここのメリーゴーランド柄は外せなかったのでロルバーン買ってしまった…。ステッカーやフレークシール、マステもかなり豊富で文房具好きな人は結構迷うんじゃなかろうか。
感想
完全予約制なので激混みにはならない、予約さえ取れたら快適なのは良いなと思いました。レストランだけ並ぶので注意が必要。ジブリの大倉庫内のカフェも結構列ができていました。ショップは並ぶけどまだ回転は良い。子ども連れはジブリの大倉庫や、他にも魔女の谷入口の滑り台などちょこちょこトラップがあるので、特に初めて行く人はあまり詰め込みすぎずゆったり回る前提で計画を立てたほうが良いかなと思いました。
アトラクションも少ないし、派手さもないけど一つ一つの作り込みが丁寧で、お土産のデザインも全体的にとても良く、さすがジブリといったところでした。ポスターにも書いているように、「ゆっくりきてください」のテンションで行くのが良いなと思いました!